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ドバイ国際モーターショーで見掛けた、色々な意味で凄いクルマをご紹介!(前編)

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ドバイ国際モーターショーで見掛けた、色々な意味で凄いクルマをご紹介!(前編)

【ギャラリー】2017 Dubai Motor Show Gallery26


11月14日から18日まで開催されたドバイ・モーターショーには、高価で、型破りで、率直に言うと馬鹿げたクルマがたくさん展示されていた。良くも悪くも、ドバイという場所とそこで開催されるモーターショーは期待を裏切らない。その中からいくつか我々の注目を惹いたクルマをご紹介しよう。


デヴェル「シックスティーン」
4基のターボチャージャーを備える排気量12.3リッターのV16を搭載し、最高出力5,007馬力。実際には約5,000馬力ということだが、ダッジのヘルキャット・エンジンが707馬力となっていることに倣って7馬力を上乗せしてみたらしい。

いずれにせよ、その公称値を確認する術はない。本当に5,000馬力を発生するかどうかはともかく、夢と希望が詰まっていることだけは確かだ。デヴェル・モーターズでは実際に販売すると言っているが、マイナーチェンジで6,008馬力になるのを待った方がよいかもしれない。



こちらはそのプロトタイプ。上の青と白のクルマは"市販モデル"となっている。リア・ウイングはあったほうが良いと思う。バットモービルみたいで。



デヴェル「シックスティ」
この何とも言えない6輪のSUVは、700馬力を発生する6.7リッターV8ディーゼルターボ・エンジンを搭載し、0-60mph(約96.6km/h)まで5.3秒で加速するという。不揃いなブロックのような、あるいはデコレーションし過ぎた携帯電話のようなボディに、そんな空力性能があるのだろうか。実車を見ると、品質は標準以下に思えた。まあ、何を標準と考えればよいか分からないが。


塗装の品質はご覧の通り。



シャーリ・モータースポーツ「N360」
これぞまさしくドバイにおける地元ヒーロー的存在と言えるクルマだろう。シャーリ・モータースポーツの「N360」は、デヴェル・モーターズの滑稽な物体より、ずっと現実味のある提案と言える。サーキット専用車ではあるものの(公道仕様車の可能性も模索されている)、とんでもないスーパーマシンというわけではない。

シャーリ社は恐らく、ケータハムやロータスのようなスタイルのサーキット用車にしようと目論んだのだろう。コンパクトでライトウェイト(約635kg)な車体のフロントに搭載されたエンジンは、スズキの高性能スポーツバイク「ハヤブサ」の高回転型1.4リッター・エンジンのヘッドに、ジョン・ハートリー氏が設計したブロックを組み合わせたもの。同氏はアリエル「アトム 500」のV8エンジンを手掛けた人物なので、今回も自分がやるべきことをよく分かっているはず。

このN360は楽しむために製作されたクルマであり、凄まじい性能を競い合うために開発されたわけではない。

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ドバイ国際モーターショーで見掛けた、色々な意味で凄いクルマをご紹介!(前編) originally appeared on Autoblog Japan on Fri, 08 Dec 2017 20:30:00 EST. Please see our terms for use of feeds.

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